植物工場で何を作るか検討するときの根拠となる情報のひとつとして、野菜の統計データを参考にする方法もあります。
データは人の利害や思惑に左右されず、裏切りません。
個々人の「思う」とか「思わない」の世界からかけ離れた「である」の世界にある冷徹で確かな情報です。
早速紹介します。
統計データの二大情報源
まず、野菜関係のデータを調べるために必須なのは農水省の野菜統計です。
様々なデータが豊富にそろっています。
この次に、とても有用なのが東京都の市場統計です。
東京卸売市場の統計では月単位で単価、取引数量、取引金額がわかります。
大阪、横浜、札幌の市場統計もありますが、東京に比べると情報量が見劣りします。とりあえず東京だけでいいでしょう。
市場規模の乱暴な推算の仕方
ちょっと正確さに欠けますが、市場規模の乱暴な推定の仕方があります。
日本の全人口は単純人口比で東京の10倍ですから、東京卸売市場統計の10倍が市場卸売金額の総額と考えます。
市場を通さない「市場外流通」がそれと同じだけあるとして、さらに2倍。
そしてその2~3倍が最終価格となり、市場規模である総額と推定することができます。
例えば東京卸売市場で年間100億円の取引がある作物であれば、
末端価格の合計は100億円×10倍×2倍×2~3倍=4000億円から6000億円と推定できます。
正確さに欠けるものの、だいたい合ってるいい数字が出ると思います。
一般のサイト
一般のウェブサイトにも便利なところはたくさんあります。
但し多くの場合、一般サイト自体は情報元ではなく、どこからか調べた情報です。
そういう情報を使うのは二次引用、いわゆる孫引きになってしまい一気に怪しくなります。
感覚として抑える分にはいいですが、ビジネスで使うには物足りない情報になります。
なので、もしも正確な情報が必要な場合は必ず元ソースを確認し、ソースから直接引用をすることをお勧めします。
