最も需要の大きい薬草 ウラルカンゾウ(甘草)の種子を販売開始
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この度、Yahooショッピングにてウラルカンゾウの種子の販売を開始しました。

こちらで販売しています。

甘草は日本でも多くの漢方薬に用いられており、処方薬では70%の漢方にカンゾウが使われているほどの最重要作物です。

しかし、乱獲による砂漠化や資源枯渇を理由に輸出規制がかかり、価格が年々上がっています。

資源確保のため、10年以上前からカンゾウの国内栽培の動きが進んでいます。

漢方薬に使われているカンゾウはウラルカンゾウかスペインカンゾウのどちらかですが、

主にウラルカンゾウが漢方に、スペインカンゾウが甘味料などの食品に使われています。

食品関連企業や、ヘルスケア関係企業の差別化原料の調達や新規事業、自治体の地方創成に需要があります。

国産カンゾウが量産されるようになれば安心ですし、素晴らしいことです。

しかし、カンゾウを栽培しようにも植物検疫を経ていなさそうな違法らしき種子や、きわめて高額な種子が多く、

そもそも栽培に挑戦しにくい環境であることも確かです。

甘草種子の販売価格を調べていただけるとすぐわかると思いますが、一粒数十円と高すぎてとても使い物になりません。

 

そこで、リーズナブルな価格でカンゾウの種子を販売することで甘草栽培を推進したいと以前から考えていました。

とはいえ、私の人脈と調査能力をもってしても(←?)2か月以上かかってしまうほど種の輸入には非常に苦労しました。

しかし苦労のかいあってどうにか調達できたので、それなりの規模の生産に耐えられるまともな価格(1粒1円~2円程度)で提供しています。

もちろん中国側、日本側共に植物検疫を経ている正規輸入種子です。

違法な輸入種子を使うと植物防疫法の関係で最悪警察沙汰に巻き込まれる可能性もあるのでくれぐれもお気を付けください。

 

 

カンゾウは栽培期間が非常に長いので、植物工場での生産には不向きです。

カンゾウの生産に対して植物工場が寄与できるとすれば2点です。

①苗の安定供給

②葉の生産

■植物工場でカンゾウの苗を生産する

本ブログでは馬鹿の一つ覚えのように何度も繰り返し説明し続けていますが、

植物工場に最も適した作物は苗です。苗に限れば露地はもちろん、ハウスにも勝ち目があります。

植物工場なら、カンゾウの苗を経済的かつ効率的に大量生産できます。

苗は植物工場で生産し、しかも特に加工せずに販売しても利益が出せる数少ない作物です。

カンゾウ苗は非常に貴重なこともあり、販路さえあればセル苗なら@80円、鉢苗なら@100円程度で卸せると思います。

但し上記は卸値なので、小売りならその2倍くらいの価格が目標です。

いまのところ種しか販売していませんが、もしも1000本以上苗で欲しいという方がおられましたら希望本数を添えてご相談ください。

(1000本以下でしたら種を使ってご自身で苗を作られたほうが安くて手っ取り早いです。)

■葉の生産

マイナー作物(というかそもそもカンゾウは商業栽培されておらず、野生株の野取りで供給されてきた)カンゾウには使える農薬がありません。なので、どうにか農薬を使わずに頑張って育てます。

外で虫を防ぐ方法はないので、どうしても虫がつきます。そのため葉は売り物にはなりません。

カンゾウは根を使う作物なので、生育に支障がない程度に葉に虫がついてもなんとかなります。

しかし、最近カンゾウの葉が化粧品原料として優れていることがわかってきました。

露地やハウスではきれいに作ることが難しいカンゾウの葉。葉を作るために植物工場が役立つかもしれません。

ただし、カンゾウの葉を生産して化粧品会社に売るというのはなかなか難しいと思います。

そうではなくて、化粧品会社が自社商品の原料に「国産カンゾウの葉」を使うために植物工場でカンゾウの葉を生産するのです。

これなら最終的には非常に高く売れます。植物工場の成功のカギは「加工」「自社商流の活用」「現在仕入れている原料や商品を置き換える」ことです。

■甘草関連の有用情報
カンゾウの市場レポート
少し前の情報ですが、極めて有用なレポートで、カンゾウ栽培の挑戦を検討する際に一読をお勧めします。

こちらも有用です。

日本各地で地方創成の救世主としての取り組みがなされています。

栽培情報

簡潔な内容ですが、栽培の概要は把握できます。

栽培自体はそこまで難しくなく、サツマイモなどの混載を作る技術があれば十分栽培可能とされています。ただし、これまで栽培作物ではなかったため、農薬が使えません(登録農薬が存在しない)。
詳しい栽培情報については「カンゾウ 筒栽培」で検索するといろいろ情報が出てきます。

専門情報
論文検索です。リンクが長くなってしまうのでgoogleの短縮urlを使っています。学術論文といっても難しいものばかりではなく、栽培に役立つものもたくさんあります。